HOME > 寺山財団とは

兵庫県芦屋市在住の寺山満春氏がアサヒホールディングス株式会社の株式を売却し設立基金とした財団法人です。
「非営利性を徹底した」財団ですから、収益事業は一切行いません。
理事・評議員・監事の役員も全員が無報酬で奉仕しています。
設立時や運用にあたってのさまざまな助言をしてくださった多くの方もこの財団の趣旨に賛同して無報酬でした。
ボランティア精神に溢れたこの財団は約5億円の基金を最長でも20年間で費消しその役目を終わる事になっています。
給付や支援に対する経済的な見返りは何も求められていません。
しかし、対象となった人や団体の業績はどのようなものだったのか、どのような生活をしているのか等のレポートを求められています。
お互いの顔が見える関係即ち人の絆こそが、この財団の最も大事にする事だからです。
給付や支援を受けた人達が、その精神を受け継いで新たな奉仕活動を始めた時に、財団の使命は真に達成したことになります。

1.奨学金支給事業

どの分野にあっても、若い先進的な研究者が時代を切り拓きます。事業で長くお世話になった歯科分野で、学業だけでなく人格的にも素晴らしいリーダーとなる人を支援します。




   歯学奨学金
   制度概要  詳細はこちら


2.日本文化支援事業

日本の伝統文化は世界に誇るものです。しかし、日本の教育はその事を伝える努力を怠ってきました。日本人でありながらその価値を知らない人が増えています。日本文化の普及や研究を応援することにより「日本人としての自覚」を蘇らす一助です。

2016.2.13「第7回高校生のための能楽鑑賞会」開催予定(大槻能楽堂)
2015.8.9「第6回高校生のための能楽鑑賞会」(大阪能楽会館)
2015.2.14「第5回高校生のための能楽鑑賞会」(大槻能楽堂)
2014.8.2「第4回高校生のための能楽鑑賞会」(大阪能楽会館)
2014.2.15「第3回高校生のための能楽鑑賞会」(大槻能楽堂)
2013.8.6 「第2回高校生のための能楽鑑賞会」(大阪能楽会館)
2013.2.17「第1回高校生のための能楽鑑賞会」(大槻能楽堂)

*当日の様子は下の画像をClick!

3.海外児童支援事業

貧困は人間らしい生活を妨げる最大の原因です。児童労働や虐待、不衛生と病気、治安の悪化、テロの温床、さらには地球環境の破壊まで惹き起します。発展途上国での教育支援は、識字率を向上させ教育の機会を増し貧困の解決策に有効です。


2015.8.11~13 役員3名がスタウンピ孤児院の食堂建設支援に関して現地視察 Click!
2014.2.8〜12 役員9名が寄贈した水田の現状を視察  Click!
2013.8.14〜18 ヤンゴン スタウンピ孤児院へ水田寄付  Click!
2013.2.9~14 ミャンマーへ訪問し現地状況を調査  Click!

4.環境事業

豊かな生活の反面で地球の環境汚染は拡大しています。30年前から「この手で守る自然と資源」を掲げて、事業を推進してきましたが一企業では限界があります。環境問題は地球規模での対策が必要ですが、身近な活動を根気よく進める事も欠かせません。